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0.5M EDTA (pH8.0)の調整

0.5M EDTA溶液を予め作製しておくと、便利です。 例えば、TAEの作製なんかでも使いますので、是非作っておきましょう。 EDTAとはエチレンジアミン四酢酸で、いわゆるキレート剤です。 生化学の実験においては重金属をキレートするためとか、酵素を不活化させるためとかに使われております。 また、培養上皮細胞にEDTA処理をするとCaでくっついているカドヘリンがほどけてしまいます。

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imageJで測れるものは?Set Measurementsの設定

以前imageJで測る際の単位の設定を投稿しましたが、 それよりもまず、imageJで何が測れるのだろう?という疑問に答えます。 imageJで画像を開いたら、実際に測定を行ってみたい。 例えば、二点間の距離だとか 面積だとかになると思います。 そういったことを簡単に行う為にMeasureというコマンドがあります。 具体的な手順としてはツールバーからツールを選んで画像に設定し、 メニューバーのAnalyze>Measure で測定が行えるのです。 (macですとcommand + M でも測定できます) おそらくこの作業は非常に簡単ですので、なんとなくでも可能だと思います。 しかしながら、問題は一体何が測れるか?ということでしょう。 これらはメニューバーのAnalyze>Set Measurements...で設定ができます。

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血清の非働化

細胞を扱う方々の多くは培地を作製した際に血清を加える必要があります。 血清を加えないと大体の動物細胞は生育ができません。 これは血清中に含まれるホルモンの供給源として、培地の緩衝作用の増強、フェノールレッドや 各種プロテアーゼからの保護効果があります。 しかしながら、その一方で未知の物質が多く血清の代わりとなる物質が見つかっていないため、仕方なく血清を使っているのです。 血清の多くは市販されておりFBS(ウシ胎児血清)、NBS(新生児牛血清)などが挙げられます。 値段は大分高いので、わからずに使っている方は調べてみてください。 血清の選び方などはまたそのうちに書こうと思います。 血清は基本的に滅菌済みになっています。 血清を実験操作の都合上、改めて滅菌する必要などがある場合は、0.45 µm か0.22 µmのfilterで滅菌しましょう。 ですが、滅菌済をした上で実際に実験を行うには血清の非働化をすることが多いです。 まずは、そのプロトコールを以下に示します。

PBS(+)溶液の調整

PBS(Phosphate Buffered Saline)溶液といわれる中でもPBS(+)についての調製法です。 PBSについてはPBS(-)溶液の調整で紹介していますので、そちらをご確認ください。 PBS(+)というのはいわゆるオリジナルのPBS溶液です。実験でつかわれるのはPBS(-)が多いので便宜的にPBS(+)と呼んでいます

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ApEでできること一覧

ApE- A plasmid editorの続編です。GENETYXとの違いは、以前紹介しました。 ApEは非常に便利なツールですが、日本語ベースの紹介がないようです。 細かく紹介をするほど の余裕はないのですが、ApEのサイト(2012/01/20時点)に出ている紹介を日本語化しておきます。 普段、私が使わない機能も入っていますので、何か表現に違和感などありましたらコメントしてくださると幸いです。 わかりにくい説明は元のサイトと同じ作りで日本語化したので、そちらに戻って見比べてみてください。 テクニックなどについての質問は元のサイトに書いてあるとおり、ApE-Wikiを利用するといいでしょう。

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発表に便利な資料

グラクソ・スミスクライン株式会社が提供している乳癌・疾患情報のページに資料があります。 監修は京都大学大学院医学研究科 乳腺外科学 戸井雅和教授です。 乳癌、疾患となってはおりますが、これらシグナルは様々な研究に通じております。 誰でも使えるとのことですので、是非ご使用ください。

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Gel Loading bufferの組成

Gel Loading Bufferの調整方法です。 DNAなどの電気泳動の際にサンプルと混ぜ合わせてアプライします。何故、これを加える必要があるかというと、第一に、グリセロールが入っていることにより、DNAがゲルに入り込む前に浮いてしまうのを防ぐためです。 第二に、色素が加えてあるので、電気泳動をした際にどれぐらい泳動が進行しているかを目で確認することができます。

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SDS sample bufferの調整

2 x SDS sample bufferの作製方法です。 主にタンパクの回収に使われます。 今回は2 x SDS sample buffer 100mLを作製するための作製方法を以下に示します。

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PubMedよりも便利?Google Scholar

Googleが提供する論文検索サービス。Google Scholar。 例えば何か調べたいwordを入れると引用数の多い順に並べてくれる。 これが一番便利なところではないでしょうか。 今回は少しだけ使い方を紹介してみます。