イベント一覧

Japan Bio Communityによるバイオベンチャー研修@シリコンバレー

シリコンバレーは、 ITベンチャーだけでなくバイオベンチャーとしても重要な拠点です。 昨今では、一時あったようなバイオベンチャーの熱も下がりつつありますが、 それでもなお、シリコンバレーがバイオベンチャーのメッカであることは変わりないと思います。 そして、このシリコンバレーの地における、 バイオベンチャーの事情を知ることができるのが、 Japan Bio Communityによる、JBC シリコンバレー・バイオ合宿です。

情報通信研究機構 生物情報グループによる分子生物学ラボマニュアル

情報通信研究機構(NICT)をご存知でしょうか。 その名の通り情報通信研究を主に行っている総務省直轄の独立行政法人です。 このNICTの中に、生物情報グループがあり、ラボマニュアルをPDFで公開しています。 2013年4月現在のマニュアルを本文章後半に紹介しておきます。リンク先は全て生物情報グループのHPです。

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人体の不思議展の問題

日本で人体の不思議展(wikipedia)なるものが長い事ひらかれておりました。 私自身もこれらを見に行ったことがあり、なんともいえない気分でした。 本日ニュースにて、人体展がとりあげられていました。 なんで、今まで取り上げられなかったのか、も気になりますが。。。 しかしながら、どうあれ従来、医学を志す学生のみにしか見れなかったものが見れる訳ですから、興味がでないわけがない。 考え方をかえれば、以前紹介した医学と芸術展のように芸術系の学生にとっても、気になるものでしょう。 一方で、この人体模型が何者であるか?は大変気になる問題となっています。 youtubeに人体展と中国の人体闇市場という投稿があり、 ABCニュースをご丁寧に日本語訳をつけてあります。 気になる方は是非見てみるといいと思います。 Part1/2 Part2/2 人体展が開かれるまでの経緯についてwikipeidaに書いてある通りのことが本当だとしたら、 まさにそこにあるのは生命の尊厳とは何か?という倫理的問題でしょう。 この問題については多くのところで勃発しているようです。 とても難しく、私ができるのはこの問題があるという提起するのが精一杯です。 身元のわからない死体で展示会をしている。 でも、実際に見れるなら見てみたい。 そんな、倫理観と好奇心が混ざっております。 何が正しいかはわかりませんが、そういった事実が人体展の裏側にあるのなら、 それをよく理解した上でそこに行くべきだと思います。 何も考えずに模型をただ触るのだとしたら、それはよくないと思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 毎日新聞の記事より 京都市勧業館みやこめっせで開催されている「人体の不思議展」(同展実行委員会主催)の人体標本が死 体に当たり、特定場所以外での保存を規制する死体解剖保存法に抵触する恐れがあるとして、京都府警が捜査していることが19日、府警への取材で分かった。 厚生労働省は展示の標本が死体に当たるとの見解を示している。 同展は遺体を特殊加工した標本など約170点を展示。同法は大学など以外で遺体を保存するには都道府県などの許可が必要と定めているが、京都市に許可申請は出ていない。 同展は02年から全国35会場で開かれ約650万人が入場。京都展は昨年12月4日に始まり、展示を問題視する京都府保険医協会などが昨年12月、告発状を提出した。府警は受理していないが、厚労省へ照会するなど独自に捜査を進めている。 厚労省医事課は取材に対し「『保存』の解釈は難しく、展示が違法かどうかは司法判断になる」と説明。同展会場事務局は取材に「答えられる人間がいない」と話している。【林哲平】 毎日新聞 2011年1月19日 20時20分

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医学と芸術展

六本木ヒルズは森美術館で開催されていたの医学と芸術展について。 昨年の話ですがとても面白かったです 個人的にはもっとサイエンスよりな内容を勝手に想像していたのですが 副題に”命と愛と未来を探る”と書いてあるだけあって 医学と生命科学に基づいた人のあり方を 芸術という枠組みで表現しているようでした ダビンチの解剖図も見ました カメラのないあの時代、正確に模写する技術はすごいことだと感じました ダビンチはまさに芸術と科学の混ざり合ったところにいたんだと思います 科学と芸術が別れて。それぞれに細分化していった歴史 それが今、また出会おうとしているのでしょうか その一方で芸術として倫理的に認められない世界もあります GFPバニーは考えさせる内容でしたし (蛍光を発するウサギを芸術作品として作った話) 一方で女性が一生で飲む避妊薬で作ったドレスや スーパーヒーローの老後など 現実に訴えかけてくるものも多かったです なんとなくでも興味があれば是非行く価値があると思います 細かい知識なんかいらないです ただ、あたりまえのことがどんなことなのかを感じる世界でした 医学と芸術:生命と愛の未来を探る―ダ・ヴィンチ、応挙、デミアン・ハースト

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Dialogue in the Dark in TOKYO

Dialogue in the Dark in TOKYO。 ダイアログインザダークだと長いのでDIDと略します。 真っ暗やみの中で視覚障害者の方をリーダーにして闇の中を探検する、というエンターテイメントです。外苑駅から歩いて少しの場所が会場でした。 地下にありましては行ってみるとこじんまりした綺麗な待合室があり、そこで時間までまたされます。 女性の方はヒールが危ないということで、スニーカーと靴下をその場で貸出をしていました。 時間前に行った時は一人のお客さんが何人かいましたが、最終的にはカップルさんが多かったと思います。 これは時間帯にもよるのではないかと思いますが、その時々のチームは時の運ではないでしょうか。(基本的に8人のチームを組んで暗闇を探検するみたいです。) 昼間の時間帯だと子供も多いみたいです。 真っ暗やみの中でコミュニケーションをとるにはよく話せるに越したことはないと思いますが、もちろんそれが難しい人も多いと思います。その時のチーム次第でしょうか。 私が行ったときはみなさんよく話す人たちが多かったです。 おかげで、なんの問題なく暗闇を探検できた気がします。 探検をするときにみなさんのあだ名を決めました。 自己紹介は人それぞれですが名字の人も名前の人もいました。 まだチームの人の顔も覚えられないまま視覚障害者の方が使う白杖(眼が見えない方が使う棒です)の説明を簡単に受けて、90分の闇の中へ。 詳細はそれほど語る必要はないと思います。 行かなきゃわからないと思えるような世界でしたから。 が、最後にみんな、真っ暗の中、バーに案内された話はしてもいいと思います。 暗闇の中で多くの方がビールを注文し、ワインを頼んだ方もいました。 ビールを注ぐときこぼれないかと思ったのですが、 そんなことはありませんでした。 アテンドの方の話によると曰くビール瓶、グラスの重さや温度などで判断してるそうです。 もうたくさんこの作業を繰り返しているので無意識でわかるぐらいのレベルに達してるとか達していないとか。 暗闇の中での乾杯なんてそうそうないんじゃないでしょうか。残念ながら飲んだビールの銘柄がわからないあたり、私がキリン一番絞りが好きだなんてもう言えない気がしました。 普段、視覚から得られる情報量は相当なものだと思います。 その視覚がなくなったときに、残りの感覚がどれほど鋭敏に動くか、身にしみてわかりました。 出会ったその日に何のためらいもなく手をつなげる世界。 DIDのサイトにあるように、土のにおいや水の感触。 普段、考えもしないようなものに驚き、知れる、そんなエンターテイメントでした。 また暗闇から出た後、それぞれが何事もなかったように他人に戻ったときは、やはり、所詮見える世界にいる私たちには違う世界だったんだろうか、とも思いました。 それでも、そういう暗闇の世界を知ることができたことは、知らないことに比べて、価値あることだと思います。 非日常の世界。真っ暗やみのエンターテイメント、DID。 予約がいつも埋まっていることが多いですが、ぜひ参加されればと思います。 私が参加したのは春初夏バージョンらしいので、秋冬になればまたかわるそうです。 知らない世界にこんな東京の真ん中で出会えるなんて素敵だと思いました。 是非、行ってみてください。