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血清の非働化

細胞を扱う方々の多くは培地を作製した際に血清を加える必要があります。 血清を加えないと大体の動物細胞は生育ができません。 これは血清中に含まれるホルモンの供給源として、培地の緩衝作用の増強、フェノールレッドや 各種プロテアーゼからの保護効果があります。 しかしながら、その一方で未知の物質が多く血清の代わりとなる物質が見つかっていないため、仕方なく血清を使っているのです。 血清の多くは市販されておりFBS(ウシ胎児血清)、NBS(新生児牛血清)などが挙げられます。 値段は大分高いので、わからずに使っている方は調べてみてください。 血清の選び方などはまたそのうちに書こうと思います。 血清は基本的に滅菌済みになっています。 血清を実験操作の都合上、改めて滅菌する必要などがある場合は、0.45 µm か0.22 µmのfilterで滅菌しましょう。 ですが、滅菌済をした上で実際に実験を行うには血清の非働化をすることが多いです。 まずは、そのプロトコールを以下に示します。

PBS(+)溶液の調整

PBS(Phosphate Buffered Saline)溶液といわれる中でもPBS(+)についての調製法です。 PBSについてはPBS(-)溶液の調整で紹介していますので、そちらをご確認ください。 PBS(+)というのはいわゆるオリジナルのPBS溶液です。実験でつかわれるのはPBS(-)が多いので便宜的にPBS(+)と呼んでいます

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ApEでできること一覧

ApE- A plasmid editorの続編です。GENETYXとの違いは、以前紹介しました。 ApEは非常に便利なツールですが、日本語ベースの紹介がないようです。 細かく紹介をするほど の余裕はないのですが、ApEのサイト(2012/01/20時点)に出ている紹介を日本語化しておきます。 普段、私が使わない機能も入っていますので、何か表現に違和感などありましたらコメントしてくださると幸いです。 わかりにくい説明は元のサイトと同じ作りで日本語化したので、そちらに戻って見比べてみてください。 テクニックなどについての質問は元のサイトに書いてあるとおり、ApE-Wikiを利用するといいでしょう。

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発表に便利な資料

グラクソ・スミスクライン株式会社が提供している乳癌・疾患情報のページに資料があります。 監修は京都大学大学院医学研究科 乳腺外科学 戸井雅和教授です。 乳癌、疾患となってはおりますが、これらシグナルは様々な研究に通じております。 誰でも使えるとのことですので、是非ご使用ください。

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Gel Loading bufferの組成

Gel Loading Bufferの調整方法です。 DNAなどの電気泳動の際にサンプルと混ぜ合わせてアプライします。何故、これを加える必要があるかというと、第一に、グリセロールが入っていることにより、DNAがゲルに入り込む前に浮いてしまうのを防ぐためです。 第二に、色素が加えてあるので、電気泳動をした際にどれぐらい泳動が進行しているかを目で確認することができます。

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SDS sample bufferの調整

2 x SDS sample bufferの作製方法です。 主にタンパクの回収に使われます。 今回は2 x SDS sample buffer 100mLを作製するための作製方法を以下に示します。

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PubMedよりも便利?Google Scholar

Googleが提供する論文検索サービス。Google Scholar。 例えば何か調べたいwordを入れると引用数の多い順に並べてくれる。 これが一番便利なところではないでしょうか。 今回は少しだけ使い方を紹介してみます。

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imageJのscaleの単位を変更する

imageJで便利な機能としてmeasureがあります。 たとえば細胞の長さを測ることもできますし、面積や重心、さらには輝度まで測れます。 どのようなものが測れるかはメニューのAnalyse>Set Measurements..から選べます。 こちらに関してはまた時間があるときに詳しく説明しましょう。 今回はimageJのscaleの調節についてですデフォルトのまま使用をするとピクセル数で長さなどが出てしまいます。 それをメートルやインチに設定しなおす方法。つまり単位の設定、変更です。

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TE 溶液の調整

Tris-EDTA buffer つまりTE溶液の作り方です。 TE溶液は基本的にDNAの溶解や保存にしようされますが、EDTAを入れる必要があるのはDNAを分解させない為です。 pHはおよそ7.2 ~ 8.0になるようにする。 (7.2からなのは一般的なTris-HCL緩衝液のpH適応範囲の為) pHは目的とする実験に依存するが、DNAの溶解、保存であれば上記の範囲であれば問題ない。 (しかしながら、多くの場合RNAにはpH7.5、DNAにはpH8.0が使われる) 普段作り置きしているTri-HCLやEDTA溶液のpHを決めておけば良いと考えられる。

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PubMedよりも便利?HighWire Press

スタンフォード大学図書館が提供する検索サービス。HighWire。もといHighWire Press。 とても使い勝手の良いサービスです。 よく使用されるPubMedとどこが異なるかというと、全文検索ができることです。 PubMedではアブストラクトまでしか見れませんから、そう考えると大変便利です。 是非、一度試してみてください。