imageJで細胞数等を数えるCell Counter

"画像の中にある細胞の数を数えたい" ImageJなら自動で検出できます。 しかしながら、 "細胞の種類ごとに分けて数を数えたい" こうなるとなかなか難しくなります。 もちろん頑張れば自動で検出できるようになるかもしれません。 ですが、自分で数えたほうが明らかに早いときがあります。手で数えても後でExcel用に打ち込み直すのも大変です。 こんな時に便利なのがImageJのプラグイン、Cell Counterです。

imageJをダウンロードする( Mac OS X )

imageJのダウンロード方法を詳しく説明します。 概要についてはimageJ-introduction-にて説明しているのでそちらを確認してください。 今回は記事を作製した際の、macのversionは"OS X 10.8"になります。 ですが、ほとんどのmacと変わらないはずですから、 そのまま流れに合わせていただければ問題ありません。

DMSOを用いた細胞凍結法

DMSOを用いた細胞凍結方法について紹介します。 DMSO(ジメチルスルホキシド, Dimethyl sulfoxide)を利用する方法は、 安価であり、一般的に行われている方法ではないでしょうか。

各分野の研究者による日本語レビュー ライフサイエンス領域融合レビュー

以前紹介したライフサイエンス新着論文レビューの姉妹サイトができました。 ライフサイエンス領域融合レビューです。 こちらもブログ形式になっており、 各分野の一線にいらっしゃる研究者による、レビュー記事になっております。新着論文レビューは出版された論文を日本語に要約したレビューといえますが、 領域融合レビューは著者の研究を体系的にまとめてくれているレビューです。

5 M (および3 M)酢酸カリウム(KOAc)溶液の調整

酢酸カリウム(potassium acetate)は酢酸のカリウム塩です。 実験においては大腸菌からDNAを回収する際のアルカリ溶解法に使用されることが多いでしょうか。 今回は5 M, および3 M の酢酸カリウム溶液の作製方法を紹介します。

1 M 硫酸マグネシウム (MgSO4)溶液の調整

硫酸マグネシウム(magnesium sulphate)は、天然には七水和物にて存在しており、 海水や鉱物に含まれています。研究においては七水和物だけでなく無水物も利用されています。 今回はどちらの場合でも良いように、1 M 硫酸マグネシウム溶液の作製方法を以下に示します。

実験用ガラス器具はどのようにできるのか

ガラスビーカー、ガラスピペットにはじまりガラス製品は、 研究者にとって必要とされる実験器具でしょう。 大切に扱ってますか? 実際に実験用ガラス製品がどのように作られているのか、 これを機会に是非知っておいて損はないと思います。今回紹介するのは前回紹介したTHE MAKINGより「実験用ガラス器具ができるまで」です。

製品ができるまでの軌跡を追う THE MAKING 〜ザ・メイキング〜「天体望遠鏡ができるまで」

科学教育番組「THE MAKING 〜ザ・メイキング〜」です。今回は「天体望遠鏡ができるまで」を載せています。この番組はどちらかといえば身近な製品が多いですが、 中には新幹線やボーイング777などの大規模なもの、 分野も食品から工業製品、さらには伝統工芸品にも至ります。

カメラのレンズはどのようにできているのか 「科学の眼 ニコン」

顕微鏡の対物レンズだったらもっと良かったかもしれませんが、 今回はカメラのレンズがどのようにできているかを知ることができるmovieを紹介します。 科学映像館より「科学の眼 ニコン」です。 日本光学工業株式会社、つまりNIKONですね。 ニコンは現在も科学分野において顕微鏡を始めとする様々な場所で役に立っています。 私たち生命科学者はミクロの世界を見るため顕微鏡を使いますが、 天体学者にとっての望遠鏡にもニコンブランドが使われています。 例えばNASAにて使用されている一眼レフもニコン製です。

大隅良典とオートファジー

オートファージーの研究で有名な大隅博士について紹介したいと思います。 また、JCBのPeople & Ideas にて紹介された大隅博士の記事の翻訳も載せております。