神経(黄色) wikipediaより転載
解剖学的に、私たちの体は四種類に分類されています。
上皮組織、結合組織、筋組織、そして神経組織です。
この中で神経組織は私たちが私たちたるもっとも重要な場所と言ってもいいかもしれません。
神経組織は脳や脊髄をはじめとする神経系の器官を構成する主要組織です。
だからこそ、私たちが私たちたらしめる場所とも言えると思うのです。
神経は英語でNerveといいますが、
日本語で私たちが使う”神経”という言葉を当てたのは解体新書で有名な杉田玄白らです。
神気(万物の気や精神力などを意味する)と経脈(東洋医学における気の通り道)とを合わせたことに端を発しているそうです
今回はマクロな知見からの神経についての要点をまとめた秋田大学のyoutubeチャネルの動画を紹介します。
脳にはじまり神経の基礎知識を簡単に教えてくれます。
資料篇~人体のふしぎ~(2)神経
杉田玄白が解体新書を刊行したのは1774年。
生命科学の実験で神経の染色ができるようになったのは1900年代初頭。
ここ100年の間に蓄積した、
よりミクロな神経の知識についてはまたの機会に紹介したいと思います。
関連まとめページ
・映像一覧
参考文献
・ | Wikipedia contributors. “肝臓.” Wikipedia. Wikipedia, 22 Apr. 2012. Web. 16 May. 2012. |
・ | Wikipedia contributors. “杉田玄白.” Wikipedia. Wikipedia, 7 Jun. 2012. Web. 10 Jul. 2012. |