iPS細胞にて一躍有名になられた山中伸弥博士(wikipedia)。
2006年に米雑誌”Cell”にマウスでiPS細胞作製成功の論文をだし、
その後2007年にはヒトでも成功させております。
2012年、ジョン・ガードン博士とともに、ノーベル医学生理学賞を受賞。
受賞理由は「成熟した細胞に対してリプログラミングにより多能性(分化万能性)を持たせられることの発見」。
わずか6年での受賞は快挙以外の何物でもありません。
わずか数年足らずでここまで大きな研究の分野が確立されたのは大変なことです。
また、日本人での医学生理学賞は1987年、利根川進博士(wikipedia)以来、二人目になります。
次のmovieは少し長いですが、
2010年のCiRA一般の方対象シンポジウムで山中博士の講演です。
iPS細胞の基本的な説明と、どのような医学応用ができるかについて説明されています。
なにより山中博士の人柄のわかる講演だと思います。
簡単に理解するには最先端研究開発支援プログラム(FIRSTプログラム)のyoutubeを見ていただくといいでしょう。
有名な話ですが、iPSのiが小さいのはiPodから着想を得ているそうです。
最近ではwikipediaに詳しい生い立ちなどが乗っていますので、是非参照してみてください。
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記事の変更(2012/10/08)
・ノーベル賞受賞を記念して、本ページの情報量を増やしました。また、著作権保護の観点から記載していた山中博士のインタビュー記事の引用も省いております。時間があればもう少し更新いたします。受賞おめでとうございます。
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参考文献
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