
中間径フィラメント
細胞骨格というのは言わば細胞の骨です。 時空間的に移り変わる様々な環境に対応する為に、 この細胞骨格は時に頑丈に、時にしなやかに動かないといけないのです。 細胞骨格は3種類あります。 中間径フィラメント(intermeadiate filament(wikipedia))、微小管(microtubule(wikipedia))、アクチンフィラメント(actin filament(wikipedia))です。 今回のmovieで紹介されているのは、中間径フィラメントです。 movieにある通り、中間径フィラメントは脊椎動物や線虫や軟体動物などの後生生物のみにしかない、細胞骨格です。 そして、微小管(25nm)とアクチンフィラメント(5~9nm)の中間の太さ(10nm)です。 この中間径フィラメントの働きはmovieを見ていただければ、すぐわかると思います。 尚、このmovieでは上皮組織における中間径フィラメントの働きを中心にしておりますが、 他にも核膜における核ラミナを構成したりと、多様な働きを持っています。