Microsoft Academic Search

Microsoft Academic Searchというサービスがあります。
まだまだ、beta版ということで完璧とはいえませんが、面白いので紹介したいと思います。

このサービス、何が面白いかというと調べたい研究者(もしくは論文)の引用(citation)の変化をグラフで見ることができます。

では、早速、私の大好きなカドヘリン(cadherin)を例に調べていこうと思います。

cadherinを打ち込むと、検索結果がでます。

トップにヒットしたのは1991年のScienceの文献。括弧をみると1244の引用がされているようです。

では、この論文のタイトルをクリックしてみましょう。

引用のトータルの推移がグラフで表示されます。
グラフの下のview publicationから元の論文にアクセスできます(この場合はScienceのサイトに行きます)。
さらに下にスクロールするとこの論文を引用している文献も見ることができます。

しかし、これだけでは面白くないですね。

では、著者の”M Takeichi”をクリックしてみてください。

竹市博士の引用数と論文数の推移がみることができます。
右下のAnnualを押せば各年ごとの結果を知る事ができます。
左側には共著者としてよくでている方が出ています。
T.S.Okadaは岡田節人博士(生命誌研究館)で、竹市博士のボスだった方です。
他にも、カドヘリンをクローニングした永渕博士やクローディンの月田博士が乗っております。

ところで、上のグラフをみるとまるで論文が0のように見えますが、引用数がすごすぎて論文数が潰れているんですね。
いやはやすごいです。。。。

なかなか面白いサービスなのですが、色々と不確実な部分もあります。beta版ですから、あまり文句を言っても仕方がないのですが。

今回、私が紹介した竹市博士のページですが、実はこんなものもあります。

なんと引用数も文献数も異なりますが、同一人物です。
全部大文字と小文字入りで二つにわかれてしまっているようです。原因はわかりません。

細かいことをいえば所属は現在は理研でしょう。かといって、所属がかわったのをどう処理するかはわかりません。
もしかしたら、理研に移ってからの竹市博士のAUTHORページもできているのではないかと思ってしまいます。

こういったことからもわかる通り、まだまだbeta版です。
大変、面白い発想だとは思いましたが、しっかりしたサービスになるのは少し先かもしれませんね。

ですが、このように視覚的にとらえられると新鮮です。
気になる研究者がいらっしゃいましたら、検索をかけてみるのも一興かもしれません。

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