試薬一覧

PBS(+)溶液の調整

PBS(Phosphate Buffered Saline)溶液といわれる中でもPBS(+)についての調製法です。 PBSについてはPBS(-)溶液の調整で紹介していますので、そちらをご確認ください。 PBS(+)というのはいわゆるオリジナルのPBS溶液です。実験でつかわれるのはPBS(-)が多いので便宜的にPBS(+)と呼んでいます

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Gel Loading bufferの組成

Gel Loading Bufferの調整方法です。 DNAなどの電気泳動の際にサンプルと混ぜ合わせてアプライします。何故、これを加える必要があるかというと、第一に、グリセロールが入っていることにより、DNAがゲルに入り込む前に浮いてしまうのを防ぐためです。 第二に、色素が加えてあるので、電気泳動をした際にどれぐらい泳動が進行しているかを目で確認することができます。

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SDS sample bufferの調整

2 x SDS sample bufferの作製方法です。 主にタンパクの回収に使われます。 今回は2 x SDS sample buffer 100mLを作製するための作製方法を以下に示します。

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TE 溶液の調整

Tris-EDTA buffer つまりTE溶液の作り方です。 TE溶液は基本的にDNAの溶解や保存にしようされますが、EDTAを入れる必要があるのはDNAを分解させない為です。 pHはおよそ7.2 ~ 8.0になるようにする。 (7.2からなのは一般的なTris-HCL緩衝液のpH適応範囲の為) pHは目的とする実験に依存するが、DNAの溶解、保存であれば上記の範囲であれば問題ない。 (しかしながら、多くの場合RNAにはpH7.5、DNAにはpH8.0が使われる) 普段作り置きしているTri-HCLやEDTA溶液のpHを決めておけば良いと考えられる。

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TAE緩衝液 (50 x TAE buffer, 10 xTAE buffer)

TAE緩衝液の作製方法です。 Tris Acetate ETDA つまりTAE bufferです。 名前の通り必要とされているのはトリス、酢酸、エチレンジアミン四酢酸であり、 多くの研究室では大量に使用する為に50倍の濃度で作製をしておき、適時、1倍の濃度にするよう水で薄めて使用します。 用途としては主にアガロース電気泳動用の泳動バッファーであり、室温で保存します。 今回は50 x TAE溶液 1リットルを作製するための作製方法を以下に示します。

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0.2 M リン酸ナトリウムバッファー

0.2 M リン酸ナトリウムバッファー(0.2M PB)、つまりリン酸緩衝液の作り方です。 リン酸緩衝液のpHの適応範囲は5.8~8.0で室温あるいは4℃にて保存します。 作製する際に作りたいpHになるよう下記の二種類の溶液のバランスを調整していく必要がありますので、作成する段階で決めておきましょう(基本的にはpH6.8が多いと思います)。 濃度はリン酸基で考えます。