プロトコール一覧

日本細胞生物学会によるプロトコール集

日本細胞生物学会を知っていますでしょうか。 そして、このHPの中に実験プロトコールのページがあることをご存知でしょうか。 当サイトのような匿名によるプロトコルと異なり、 普段実験している研究者についての情報も得ることが可能です。

DMSOを用いた細胞凍結法

DMSOを用いた細胞凍結方法について紹介します。 DMSO(ジメチルスルホキシド, Dimethyl sulfoxide)を利用する方法は、 安価であり、一般的に行われている方法ではないでしょうか。

LB Agar plateの作製

LB プレート培地の作製を示します。Agarとは日本語で寒天です。 電気泳動などではAgarose(アガロース)を使いますが、 これもAgarから中性多糖類を生成したものです。 プレート培地においてはAgarで十分です。

LB培地の調整方法とその歴史

LB培地(Lysogeny Broth medium)は多くの研究に用いられている、 非常にメジャーな培地ではないでしょうか。 今回はLB培地の歴史を少し紹介し、作製方法も示します。

バンバンカーを利用した細胞凍結法

今回はバンバンカーを利用した細胞凍結法を紹介します。 一般的にはDMSOやグリセロール、血清などを用いることが多いですが、 段階的な凍結(予備凍結)が必要になったり、生存率がよくなかったりします。 バンバンカーは10% DMSO含有の無血清タイプ細胞凍結保存液です。 良い点としては、まず無血清であること。 予備凍結をせず-80℃に入れることが可能であること。 試薬の調整がいらないこと。などが挙げられます。

凍結保存した細胞を起こす

培養細胞を手に入れるときは、 大抵は凍結した細胞をもらうと思います。 もちろん同じ研究室のメンバーから培養した状態で渡されることもありますが、 まず大抵は凍結しています。今回は細胞を始める際の一番最初のステップ。 凍結細胞を起こすところから始めます。

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Super Script III Reverse Transcriptase を用いた逆転写反応

RNAの回収を行った後、cDNAを作製するためのプロトコール。 今回紹介するのはSuper Script III Reverse Transcriptaseを利用した場合です。 Super Script III RTはSuper Script II RTと異なり長さにして12.3kbを超えるcDNA作製も保証しています。 さらに、複雑な二次構造のあるRNAも逆転写が可能になっています。 これはSuper Script II RTにポイントミューテーションを入れることで、50℃での半減期が伸びた為とのことです。

PBS(-)溶液の調整

PBS(-)溶液、つまりはリン酸緩衝整理食塩水についての調整です。 今回紹介するのはPBS(-)溶液で、本来のPBS溶液からマグネシウムとカルシウムを除いたものになります。このオリジナルのPBS溶液をPBS(+)溶液。 細胞の洗浄などに使われるPBS溶液をPBS(-)と区別しています。今回はPBS(-)溶液のストック液の作り方を示します。

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血球計算盤の簡単な拭き方

みなさん血球計算盤使いますか? 今回はとても短くて簡単なエントリーです。 使用し終わったみなさん血球計算盤をどのように洗いますでしょうか。 水で洗って乾かしてまたセットして元に戻す。 乾くのに時間がかかりますよね。 今回は乾くのに全く待たなくていい方法を紹介します。