1M HEPES バッファーの調整
HEPESとは4-(2-HydroxyEthyl)-1-PiperazineEthaneSulfonic acidを指します。 いわゆるグッドバッファーの一つです。 よく用いられるバッファーとしてTrisバッファーがありますが、 HEPESバッファーはTrisバッファーに比べて、 より生理的条件に近いです。 そのため、細胞培養、組織培養、タンパク質実験に多く用いられます。
ライフサイエンスプロジェクト
HEPESとは4-(2-HydroxyEthyl)-1-PiperazineEthaneSulfonic acidを指します。 いわゆるグッドバッファーの一つです。 よく用いられるバッファーとしてTrisバッファーがありますが、 HEPESバッファーはTrisバッファーに比べて、 より生理的条件に近いです。 そのため、細胞培養、組織培養、タンパク質実験に多く用いられます。
フェノール・クロロホルムの作り方です。 phenol、chloroform、isoamylalcoholが入っており、PCIとも呼ばれます。 もしくはクロロパン(chloropane)とも言うそうです。 フェノール・クロロホルムは核酸の抽出や精製に用いられます。 総じて、フェノールクロロホルム抽出とかフェノクロ精製などと言われます。 サザンブロッティングのような高濃度かつ精製度の高いDNAを回収する場合には、 中性フェノール抽出をした後に、フェノクロで処理を行います。 DNA抽出の一連の操作は今後の記事に譲り、 本エントリーではフェノール・クロロホルム溶液の作製方法を紹介します。
実験をしていてわからないことが出てくることがあります。 1. 研究室のメンバーに質問する、 2. 参考文献を読み直す、 3. インターネットで検索をかける。 色々と手段がありますが、 今回紹介するのは、 4. Bio Technical フォーラムに質問する。 です。
創作童話 博士100人の村というものをご存知でしょうか。 博士号取得者はどのような進路を歩むのかを紹介しているものです。オリジナルの作品が世に出てから長く時間が経っております。今回は、平成24年度の学校基本調査を元に、 まさに現在の博士100人の村を作製して比較してみたいと思います。
Bio Wikiというサイトがあります。 簡単に言えばバイオのwikipediaでしょうか。
Chloroform-isoamyl alcohol (CIA)、日本語にするとクロロホルム・イソアミルアルコールです。 クロロホルム:イソアミルアルコール = 24:1の割合で混ぜるだけの試薬ですが、 取り扱いには注意をしましょう。 主にフェノール・クロロホルムの作製時に入れられます。
五感とは視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚です。 当サイトでよく紹介しているJournal of Cell Biology(以下JCB)にて、 以前これら五感について一つずつREVIEWが出ていました。 このJCBのレビューは今から数年前に発表されたものであり、 現在はCreative Commons Licenceに準拠して扱うことができます。 LSPでは、これらの一つ一つの感覚について、 JCBのレビューの知見を中心に、 できるだけ分かり易く紹介していこうと考えています。
以前紹介した、1 M Tris-HCl 溶液(pH 8.0)の調整の記事を改訂しました。 利用されていた方はご確認ください。
水飽和フェノール、酸性飽和フェノールともいいます。 以前紹介した、平衡化中性フェノール(トリスフェノール)がDNA用であるのに対して、 こちらの水飽和フェノールはRNA用になります。 フェノール自体はもともと酸性であり、 酸性条件下ではDNAがフェノール層に取り込まれてしまいます。 この性質を利用することで水飽和フェノールはRNA抽出に使われます。
LifeScienceProjectのサイト開設から実に2年が過ぎました。 2010年12月よりサービススタートして、 本格的な運用がはじまりだしたは1年前の2011年12月になります。