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iPhoneのJCBアプリの紹介と扱い方

今回は本サイトでよく紹介しているThe journal of Cell Biology、通称JCBのiPhoneアプリを紹介します。 今までにRSSの設定などを紹介してきましたが、 iPhoneやiPadを日常的に使う方で、 JCBを読むのが好き!という方は試してみる価値があると思います。

アガロースゲルの作製

アガロースゲル(アガゲル)の作成方法を紹介します。 主にDNAの電気泳動に用いられます。 ゲル中のアガロースの濃度は実験に応じて0.5%〜4%に渡り、 目的とするDNAのサイズなどに合わせて調整する濃度を決定します。また、本エントリーでは、エチジウムブロマイド(EtBr)を先に添加するプロトコールを紹介しますが、 ラボによっては後からEtBrを加える後染めを行うこともあります。

in situ hybridizationの詳細プロトコール/BraInSitu

in situ hybridization(ISH)法という実験手法があります。 通常mRNAの発現などを調べるには、 組織などから抽出をした後にPCRを行うことが多いでしょう。 ですが、ISH法を扱えば、 組織中の切片において、どこの部分でmRNAが発現しているかを視覚的にとらえることができます。 もちろん組織だけでなく細胞中においても使用可能です。 しかしながら、ISH法はそれなりの技術の取得が求められます。 今回紹介するのは、ISH法について詳しく説明をしているwebサイト、BranInSituです。

20 x SSC 溶液の調整

Standard Saline Citrate (SSC) の作製方法について紹介します。 主にサザンブロッティングに用いられる溶液で、 ハイブリダイゼーションやトランスファー、洗浄液に至るまで、 その濃度を変えながら使用します。 なので20 xとはいっても1 x にして使用するとは限らないのがSSC溶液です。

哺乳類初期発生の細胞コミュニティーによる「初期胚の解析プロトコール集」

発生生物学の中でも初期胚の形態形成は 受精後から日を追うごとにダイナミックに変化をしていきます。では、実際の研究はどのように行なわれているのでしょうか。 文部科学省科学 研究費補助金・新学術領域研究「哺乳類初期発生の細胞コミュニティー」のHPにて、 初期胚解析の素晴らしいプロトコール集がPDFにてダウンロードできますので、紹介致します。

1M HEPES バッファーの調整

HEPESとは4-(2-HydroxyEthyl)-1-PiperazineEthaneSulfonic acidを指します。 いわゆるグッドバッファーの一つです。 よく用いられるバッファーとしてTrisバッファーがありますが、 HEPESバッファーはTrisバッファーに比べて、 より生理的条件に近いです。 そのため、細胞培養、組織培養、タンパク質実験に多く用いられます。

フェノール・クロロホルムの調整

フェノール・クロロホルムの作り方です。 phenol、chloroform、isoamylalcoholが入っており、PCIとも呼ばれます。 もしくはクロロパン(chloropane)とも言うそうです。 フェノール・クロロホルムは核酸の抽出や精製に用いられます。 総じて、フェノールクロロホルム抽出とかフェノクロ精製などと言われます。 サザンブロッティングのような高濃度かつ精製度の高いDNAを回収する場合には、 中性フェノール抽出をした後に、フェノクロで処理を行います。 DNA抽出の一連の操作は今後の記事に譲り、 本エントリーではフェノール・クロロホルム溶液の作製方法を紹介します。

実験の質問はここへ!? Bio Technical フォーラム

実験をしていてわからないことが出てくることがあります。 1. 研究室のメンバーに質問する、 2. 参考文献を読み直す、 3. インターネットで検索をかける。 色々と手段がありますが、 今回紹介するのは、 4. Bio Technical フォーラムに質問する。 です。