LSP一覧

PEG溶液の調整

PEGとはポリエチレングリコール(polyethylene glycol)のことです。 エチレングリコールが連続的に重合した高分子化合物(ポリエーテル)になります。 重合の度合いによって、呼び方が代わり50,000を超えるとポリエチレンオキシド。 50,000以下でPEGと呼ばれます。 主にDNAの沈殿に使用され、PEG沈殿と呼ばれます。

情報通信研究機構 生物情報グループによる分子生物学ラボマニュアル

情報通信研究機構(NICT)をご存知でしょうか。 その名の通り情報通信研究を主に行っている総務省直轄の独立行政法人です。 このNICTの中に、生物情報グループがあり、ラボマニュアルをPDFで公開しています。 2013年4月現在のマニュアルを本文章後半に紹介しておきます。リンク先は全て生物情報グループのHPです。

TNEバッファーの調整

TNEバッファーもしくはTENバッファーです。 TE溶液にNaCl(塩化ナトリウム)を加えることで、 生理的な塩濃度に近づけています。

脳を透明化する意義

先日Natureに出た論文でニュースなどにも取り上げられている技術が「CLARITY」です。見事に脳が透明になっています。 透明にすることができると様々な利点がありますが、 中でも重要な点は、蛍光イメージングでしょう。では、その意義とは?

膵臓を知る

秋田大学youtubeチャネルより「膵臓」です。非常に簡単な動画ですが膵臓を理解するにはとても良いのではないでしょうか。

DNA抽出溶液の調整

DNAやRNAをプロテイナーゼKを用いて抽出する際に必要になるのがDNA抽出溶液です。 よく用いられるのはTEN溶液にSDSを加えることが多いのではないでしょうか。所属する研究室ごとにも少しずつプロトコールに違いがあるはずです。 NaClを加えない方もいますし、各溶液の濃度も参考文献によって異なっています。 今回紹介するDNA抽出液はあくまでも一例となりますので、 ご自身の研究室のやり方と比べた上で考えてください。

200 mM グルタミン溶液の調整

細胞培養の際、培地に後から加えるのがL-グルタミン(L-Glutamine)です。 後から加えるのは、グルタミンが水溶液中だと失活しやすいためです。今回は200 mM グルタミン溶液の調整方法を紹介します。

プロテイナーゼKのstock溶液

プロテイナーゼK (Proteinase K)はセリンプロテアーゼの一種で、 私たち生命科学者の間では主に核酸の抽出に使用されます。 別名、エンドペプチダーゼ K (endopeptidase K)。 人によってはプロティナーゼ Kだったり、プロテナーゼKという方もいます。 今回はストック溶液の作り方を紹介します。