今回、紹介するのはバイオ試薬調製ポケットマニュアルという羊土社から出ている本です。
当サイトで紹介する試薬調整の参考文献としてよく挙げている本でもあります。
その理由は、コンパクトさにあります。
簡単に持ち運びができ、ふとしたときに簡単に見合わせることができるのがポイントです。
これはインターネットが進んだ現在でも本ならではできることだと思います。
私が紹介するよりも是非書店にて実際に手に取ってみていただくほうがわかりうやすいでしょう。
こうしたことから当方で紹介する試薬について、
バイオ試薬調製ポケットマニュアルに紹介があれば、
できるだけ参考文献に挙げるようにしています。
一方で、いくつか気になる点があるのも事実です。
書き留める必要があるのはPBS(-)のpHの調整のタイミングや、PBS(+)のオートクレーブなどでしょうか。
当方では試薬調整に関する記事は、文献・ネットソース→ポケットマニュアル→その他信頼のおける参考書籍(英語圏の書籍含む)にて数段階のチェックを行なっています。
PBS(-)の調整については、当方でも深く考えずバイオ調整マニュアルの内容に従ってしまった経緯がありました。
(当方では2008年 第六刷を利用しており、現在は修正されているかもしれません。)
それ以外で当サイトで紹介した記事と大きく異なっているものはございません。
まだ紹介していない内容で、なにか気になる点あればコメントをくださると幸いです。
そういった気になる部分もありはしますが、
試薬の調整方法は数十年に渡り変わっていないものが多く、
大抵は安心して参考にしていただいて問題ありません。
まず一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
バイオ試薬調製ポケットマニュアル―欲しい溶液・試薬がすぐつくれるデータと基本操作 田村 隆明 羊土社 |