10% APSの作り方を示します。
APS(Ammonium PeroxodiSulpahate)、つまり過硫酸アンモニウム(wikipedia:英語版)のことです。
(wikipediaより転載)
生命科学系の実験においては、
ポリアクリルアミドゲルの作製の際に、
重合促進剤として用いられております。
よくウエスタンブロッティングに使われるので、
学生の実習等にもよくでてくると思います。
実際に、実験を行っている方たちの中には、
重合促進剤とはわかっていても、それがなんなのかわかっていない方も多いかもしれません。
答えは簡単です。
APSは酸化剤(wikipedia)です。それも強力な酸化剤なのです。
また時間のあるときにポリアクリルアミドゲル作製におけるチャートを書こうと思います。
では、10% APSの作製方法をいかに示します。
[Material]
・過硫酸アンモニウム(MW:229.2)
[Method]
1.過硫酸アンンモニウム1gを10mlの水に溶かし*、10%(w/v)になるようにする。
2.冷蔵庫で保存。
*APSの粉末の取り扱いは気をつけましょう。手袋をした上での作業をお勧めします。
参考文献
・ | Wikipedia contributors. “Ammonium persulfate.” Wikipedia, The Free Encyclopedia. Wikipedia, The Free Encyclopedia, 13 Apr. 2012. Web. 22 Apr. 2012. | ||
・ | Wikipedia contributors. “酸化剤.” Wikipedia. Wikipedia, 10 Apr. 2012. Web. 22 Apr. 2012. | ||
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