太陽の子

ふうちゃんは、神戸生まれの女の子。
おとうさんとおかあさんは沖縄出身で、神戸の下町で琉球料理の店「てだのふあ・おきなわ亭」を営んでいる。
やさしい常連さんたちに囲まれて明るく育ったふうちゃんだが、6年生になった頃、おとうさんが心の病気で苦しむようになる。
おとうさんの病気の原因はなんなのか?
ふうちゃんは「沖縄と戦争」にその鍵があることに気付き始める。。。

あらすじより

太陽の子 (角川文庫)

太陽の子

灰谷健次郎(wikipedia)の作品。

テーマは沖縄と戦争です。

非常に難しいテーマだと思います。

今の私たちが思い浮かべる沖縄。

沖縄の歴史をよく理解できてない多くの人は上辺だけを見ているだけかもしれません。
沖縄の平和記念公園に行ったところで、
ひめゆりの塔に行ったところで、
海軍司令部豪に行ったところで、

歴史を知らなければ、なんの意味にもならない気がしました。
そして、教科書に書いてある戦争の年表なんてこれっぽちの意味にもならないのではないかと。
そう思えた一冊です。

主人公のふうちゃんは純粋で眩しい子でした。

スポンサーリンク
  

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする