8% 炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)溶液の調整

細胞培養の際によく扱われるのが、

炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)です。


wikipediaより転載

別名、重炭酸ナトリウムもしくは重炭酸ソーダと呼ばれています。

普段の生活では重層と呼ばれています。

例えば掃除の各種場面であったり、

ベーキングパウダーをはじめ食品にも添加されています。

主に研究活動においては、

細胞培養の際に、pH調整のためのバッファーとして用いられます。

今回は8%NaHCO3の作り方を紹介しますが、

人によっては7.5%であったり、10%であったりと、

調整する濃度には、ばらつきがあります。

これは培地にNaHCO3を加える際に各自調節ができるためで、

濃度に関しては研究室の慣例に従うのが良いのではないでしょうか。

[Materials]

8% NaHCO3の調整
 試薬  使用量(500 mL)  最終濃度
 NaHCO3  40 g  8% (w/v)
 超純水  約 500mL  –

[Method]

1. 500 mLのメディウムビンに水を入れる。

2. 試薬40 gを入れて溶かす。

3. オートクレーブ。

4. 室温にて保存する*。

*長期保存をすると溶液の力価が低下していく。低下した場合でも、培地に加える量をコントロールすれば問題にはならない。また、溶液を保存していると綿状のコンタミが観察されることがあるが、これはコンタミではないので気にせず使用してもよい。

参考文献

グルタミンは不安定, 細胞.jp
Wikipedia contributors. “炭酸水素ナトリウム.” Wikipedia. Wikipedia, 28 Jul. 2012. Web. 29 Jul. 2012.
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