LB Agar plateの作製


wikipediaより転載

LB プレート培地の作製を示します。

Agarとは日本語で寒天です。

電気泳動などではAgarose(アガロース)を使いますが、

これはAgarから中性多糖類を精製したものになります。

プレート培地においてはAgarで十分です。

使用に当たって、Bacto-などの名前がAgarの手前についていますが、

これはブランド名であり、

会社によって大きく品質が違うなどということはありません。

[Material]

· LB培地

· Agar

· 必要に応じて抗生物質

· 10 cm の滅菌済みペトリディッシュ(10 cm sterile Petri dishes )

· 三角フラスコなど(大量に調整する際はオートクレーブ可なヤカンなどを使うほうが楽である)

[Method]

1. LB培地を作製する。既に作製してある場合は、そのまま流用可。新たに作製した場合はこの時点でオートクレーブはかけなくて良い。

2. 1.5%になるようAgarを加える。(1 Lにつき15 gのAgar)

2. 撹拌子(スターラーバー)を入れておく

4. 三角フラスコであればアルミでフタをするなどして、オートクレーブ( 121℃で20分間)

5. スターラーにうつして撹拌する

6.  55℃近くまで温度が下がってきたら、目的に抗生物質*を加える。

7.水平な場所で 10 cm sterile Petri dishにこぼさないように注ぐ**。(厚みが5mmほどになるよう液面の高さを見ながら適当に注いでいく)

8. 冷えて固まったらフタをして逆さまにする(コンタミネーションを防ぐため)。

9. 作製した日付、加えている抗生物質、作成者の氏名などを書いてプラスチックボックスなどに入れて4℃に保存***。

*抗生物質はストックソリューションを作製しておく。代表的なものはアンピシリンやカナマイシンなど。詳しくは抗生物質一覧を確認。

**あまり熱いまま入れるとフタに水滴がたまるなど支障がでる。そうならない程度まで冷ました上で作業を行なうか、フタをずらしてピラミッド状に重ねておくという手もある。研究室の運営方針にもよるがクリーンベンチで作業を行なうこともある。

***有効期限は4℃で大体二ヶ月ほど。抗生物質を入れている場合は二週間ほどと言われています。二週間を過ぎても使用はできますが抗生物質の効きが悪くなっている可能性があることに留意する。

関連記事

· LB培地の調整とその歴史

参考文献

Wikipedia contributors. “LB培地.” Wikipedia. Wikipedia, 11 Nov. 2011. Web. 23 Jun. 2012.
Making LB Agar Plates(PDF), Barber Lab, UCLA Department of Ecology and Evolutionary Biology
培地プレートの作り方, dinop.com
Wikipedia contributors. “Agar.” Wikipedia, The Free Encyclopedia. Wikipedia, The Free Encyclopedia, 9 Jun. 2012. Web. 24 Jun. 2012.
寒天の違い, Yahoo!知恵袋
バイオ実験イラストレイテッド〈1〉分子生物学実験の基礎 (細胞工学別冊 目で見る実験ノートシリーズ) バイオ実験イラストレイテッド〈1〉分子生物学実験の基礎 (細胞工学別冊 目で見る実験ノートシリーズ)
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