Tris-EDTA buffer つまりTE溶液の作り方です。
TE溶液は基本的にDNAの溶解や保存に使用されますが、EDTAを入れる必要があるのはDNAを分解させない為です。
pHはおよそ7.2 ~ 8.0になるようにする。
(7.2からなのは一般的なTris-HCL緩衝液のpH適応範囲の為)
pHは目的とする実験に依存するが、DNAの溶解、保存であれば上記の範囲であれば問題ない。
(しかしながら、多くの場合RNAにはpH7.5、DNAにはpH8.0が使われる)
普段作り置きしているTri-HCLやEDTA溶液のpHを決めておけば良いと考えられる。
[Materials]
1 x TE の調整 | ||
試薬 | 使用量(500mL) | 最終濃度 |
1.0 M Tris-HCL(トリス塩酸バッファー) | 5 ml | 10 mM |
0.5 M EDTA(pH=8.0) | 1 mL | 1 mM |
[Method]
- 試薬を水に溶かし、500 ml までメスアップ。
- オートクレーブする。
参考文献
・ | トリスヒドロキシメチルアミノメタン[wikipedia] | ||
・ | TEバッファー[BioWiki] | ||
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