The Cell 細胞の分子生物学 第五版
非常に有名な教科書です。
細胞って何だ?という基本的な疑問から始まり、免疫や癌にいたるまで網羅していると言ってもいいでしょう。
第21章から第25章までは付属のDVD-ROMにPDFでおさめられています。
容量的に厳しかったのはわかりますが、その点が残念かなと思いました。
英語版のReference editionなら全て入ってます。
個人的にはこちらをおすすめしたいですが、いかんせん英語なので気をつけていただきたい。
DVD-ROMには教科書内で使われているFigなど全てjpegやpowerpointで見ることができます。
これも便利だと思います。
もちろんこの一冊で全て足りるかと言われれば、NOですが、どの分野にも通じる素晴らしい本だと思います。
まだ、自分がどの分野で研究するのか決めかめている学生などは一度読むべきだと思います。
おそらくはまだまだ知らない世界がたくさんあるでしょう。
文章が多く暗記するような代物ではないですが、図がキレイですぐ頭に入ってきます。
イメージで覚えると便利かもしれません。
実際に研究を始めてからも重宝しますし、
サイエンスに興味がある方にも良いと思います。
懇切丁寧な一冊。生命科学の入門書に是非。